こんにちは!暮らしに余白をお届けする,収納プランナーの 原 千尋です。
男の子あるある問題である、
「おもちゃの箱を手放せない」問題
を欲張らずに、まずは1/3解決しよう。という試みの記事です。
先日伺ったお客様も同様の悩みを抱えていらっしゃいました。
広くはない住宅事情に、増える空箱は結構ツライ。頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
ここで、エイヤー!と捨てたい気持ちをグッとこらえられるように成長した私!
しかし!
堪えて堪えて数年。空箱空間はもうとっくに限界を迎えておりました。
で、どうする?そのハコの山
選ぼう。手放そう。は受け付けない彼。
そこで、「なぜ手放せないのか」を観察。理由が3つ出てきました。
空箱を手放せない3つの理由 1,いつか使いたいと思っているから 2.おもちゃハコに書いてある情報が大切だから 3.幼少の頃、片付けなさい!捨てなさい!と言われた記憶があり、意地になっているから |
つい、そう言ってしまった過去があり、3のような態度を取るようになりました。片付けなさい!捨てなさい!は本当に禁句ですね。
一時の感情で言ってはならない言葉。しくじり先生である、私です。
さて、この苦境を乗り越えようと考え、今回は、手放せない理由の2番に着目。
箱を捨てて!ではなく、彼の視点からこう切り出しました。
「箱のままだと見にくいよね?見るところを切りとってタロウだけの、かっこいい超絶ベイの研究ノートを一緒に作ろうよ!」
※超絶ベイとは:ベイブレードバーストというおもちゃのお決まりフレーズ
すると…
「それいいね!」とタロウさん。
フムフム。これは成功の予感 !
すかさずハコにハサミを入れます。チョキチョキ。チョキチョキ。
ここは大事!ここは要らない!と、箱の大事な部分を自然とチョイスするではありませんか。
この選びとる行為こそ、生きる上でとても大切な整理の真髄!
心の中でガッツポーズを繰り出す私。
私のためではなく、タロウさんのためということが伝わったところが成功の要因でしょう。
明日はお休み。スクラップブックを選びにタロウさんとのデートを企みます。
出来上がりは、またレポート致します。